経験がものを言うと言うけど、経験のせいで恋に臆病になってしまうこともありますよね。
マンガ「幸せのマチ」もそんなお話。
けれど、二人には背中を押してくれる不思議な存在が(その不思議な存在たちがめっちゃ笑えます)!!
読み終わった後に優しい気持ちになれる「ほのぼの恋愛マンガ」です。
では、あらすじや感想(ネタバレあり)などを書いていきますね。
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あらすじ
喫茶店店主の三雲さんと雑貨店店主の矢野くんは1階と2階にお店を構える間柄。
くっつきそうでくっつかない、もどかしすぎるふたりの恋をそっと見守る間抜けで不思議な存在。
読めばきっとやさしい気持ちになるスロー・ラブ・ストーリー!
ここがおすすめ
お互いがお互いを意識している三雲さんと矢野くん。
しかし、二人とも過去の経験から勇気が出ません。
「一緒にいてもつまらない、気持ち悪い」
「好きな人には振り向いてもらえない…」
恋に傷ついた過去。
そんなもどかしい二人の恋の応援団は……
なんと、矢野くんが作った羊のぬいぐるみとクマのぬいぐるみ。
実は、中身は谷野くんの亡き母と三雲さんの亡き愛犬なのです。
最初こそ、仲の悪い二人(三雲さんの亡き愛犬が三雲さんを守るために妨害しようとするから)?なんですが、色々あって抜群のチームに笑
この二人のやり取りが本当に可愛くてほっこりしてしまいます。
例えば…
二人の幸せを願い、時には谷野くんに物申すために(聞こえないけど)動けるように訓練したり、ちょっとまゆ毛が伸びる呪いをかけたり。
そして、三雲さんの店の前にいる幽霊を祓うために塩を盛ったり。
もちろん、自分たちも幽霊なのでグッタリしてまうんですが笑
フラフラしながら
「これ、オレ達がやられちまうんじゃないか!?」
「キャー!私達も幽霊…!!」
この姿にめっちゃ笑いました笑
感想
二人がもどかしい分、羊とクマのぬいぐるみコンビが笑いを提供してくれているので、ちょうどいいバランスの作品です。
さて、肝心の三雲さんと谷野くん。
確かになかなか進展していかないんですが、すごくリアルな距離感です。
大人になってしまうと「好き」という気持ちだけでは、突っ走ることができなくなるもの。
相手の気持ちを考えたり、傷つくことを恐れたり…。
立ち止まってしまった時にぜひ読んでほしい漫画です。