「18歳の春に、国が決めた相手とつがいになり、子をもうけること」という教育システムにより
昔から顔を合わせるとケンカばかりのエリート騎士・アデルとつがいになることになったティアナ。
お互いに口喧嘩をしながらの初夜だったので、体を重ねるごとに好きになるパターンなのかと思いきや…
いい意味で裏切られました。
なに、このめっちゃ切ないすれ違い。
嘘と真実(ホント)の想いが交錯すると書いてありましたが、本当でした!!
ティアナ目線だけではなく、アデル目線のストーリーもあるので余計に切なかったです。
では、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ
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君主制国家・スキニア帝国の侵略を受け、その支配下に置かれたアリータ公国。
亡国の貴族の子女たちに課せられた帝国からの教育システムは
「18歳の春に、国が決めた相手とつがいになり、子をもうけること」。
伯爵令嬢ティアナは、昔から顔を合わせると喧嘩ばかりのエリート騎士・アデルとつがいになることに。
お互い口喧嘩を応酬しながら、ロマンチックとは到底無縁な初夜が始まる。
一夜限りだと思っていたのに、アデルは義務だからとティアナを何度も呼び出して―――!?
嘘と真実(ほんとう)の想いが交錯する、ロマンチックラブファンタジー開幕!
感想
犬猿の仲だけど、本当は互いに想い合っているティアナとアデル。
ティアナもアデルもお互いに相手は別の人が好きだと思っているし、素直になれないし…めっちゃ切ないです!
特に、アデルが嫉妬で無理やりティアナを抱いた後のシーン。
眠ってしまったティアナにアデルは囁くのです。
「―――ごめん」
この「ごめん」の前にアデル目線の感情が描かれているので、それを踏まえての「ごめん」なのですが…
このシーンのアデルが本当に切ない。
早くお互いが素直になって想いが通じ合ったらいいのになと思います。
が
その前に、ユリウスとコルネリアの妨害がある予感。
ユリウスはティアナを…コルネリアはアデルを好きで、二人は儀式をせずに結託して
アデルとコルネリアの恋を阻みそうな気がしちゃいます。