本屋に勤める主人公・小鈴。
大好きな恋愛小説『後宮純恋譚』の作者である「丕先生」の担当になりますが
なんと「丕先生」の正体は――…!!
「丕先生」が執筆できなくなった原因を取り除くために、華麗に謎を解く小鈴。
二人の恋の行方も気になるところです。
では、あらすじや感想などを書いていきますね。
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あらすじ
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恋愛小説『後宮純恋譚』の大ファンである小鈴。
いち早く続編を読むために本屋で勤め、あわよくば先生の担当になりたい!(後宮純恋譚の作者)と思いながら、印刷部の写本係で勤務しています。
そんな小鈴についにチャンスが!
「丕先生から原稿をとってこい」
「…え?」
「今日からお前は先生の担当だ。だから後宮に行け」
なんと、大好きな小説「後宮純恋譚」の作者「丕先生」の担当に任命されたのです!
しかし…
「色々な人間を担当させているんだがな、先生はこの一年筆が進まず悩まれている……三か月、先生から原稿をもらえなかったら印刷部に戻す」
条件付きで、憧れの「丕先生」の担当になった小鈴。
さっそく後宮へ赴くと、そこに現れたのは美しい女流作家ではなく――…!
ここに注目!
憧れの「丕先生」!その正体は――…!
後宮で執筆だなんて、「丕先生」は美しく繊細な女流作家に違いないと期待していた小鈴。
しかし、そんな淡い期待はすぐに打ち砕かれます。
なんと、現れたのは薄汚い男!!
さらに…
「そちが新しい担当か?私が皇太子の隆鳳だ」
そう、あの神と崇める「丕先生」は皇太子だったのです。
まさか皇太子が書いているなんて…!と驚きつつ、弱弱しい声で
「原稿をいただきに参りました」
と呟く小鈴。
しかし……
「丕先生」が執筆できなくなった理由
「………なぜ書けなくなられたんですか?」
「実は、執筆してることが母上…皇后様にバレたんだ」
執筆している作品が恋愛小説なだけに、皇后様の怒りに触れた皇太子。
執筆の妨害として雑務を言い渡されていたのです。
その雑務がこれまた難題。
しかし、どうしても続きを書いてもらいたい小鈴は
「も、もしその問題を私が解決したら書いていただけますか?」
「解決できれば、な。……まぁ、ついて来るといい」
こうして、小鈴は難問に立ち会うこととなり――…!
感想
小鈴の鮮やかな謎解きも面白くて、二人(小鈴と皇太子)の今後も気になるところです。
鈍感な小鈴はさておき、皇太子は意識しちゃってる笑
もしかしたら、自分を題材とした恋愛小説を書くかもしれませんね。
その最初の読者はやはり小鈴かな。