ピッコマ新連載の「赤い花の庭園」。
めっちゃ面白い!!コントみたいな会話も主人公の性格もすっごく笑えます笑
そして、ストーリー展開も読めない感じでワクワク!!
もう先が早く読みたい気持ちでいっぱいになって、課金(先読み)してしまいました笑
では、あらすじや感想などを書いていきますね。
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あらすじ
友達の小説の中の幸せな<助演>として生まれ変わるが、<主人公>の不幸を抱えてしまうお話。
本来は24歳。卒業まで残りわずかの大学生であった。
しかしある日突然、理由も分からないまま気が付いたら友達が書いた恋愛小説の世界の人物であるベニエン・テスになっていた。
友達が書いた小説の内容を把握しているため、小説の世界は全て把握しているつもりだった。
しかし時間が経つにつれて自分が知っているストーリ通りに展開しなくなっていく…果たして彼女の運命は?
結末に繋がる重要なストーリー!
ロエルとの契約婚約
小説でヒロイン・ローズのことを好きになる4人の男性。
その一人がベニエンの婚約者・ロエルです。
実は、ロエルはもともと親しい仲であるローズと婚約する予定でしたが、ある騒ぎによりローズと引き離されることに(親によって)。
そして、引き離している間にロエルの父は別の婚約者を見つけようとしたのです。
その候補がベニエンでした。
もちろん、そのことを知っているベニエンはロエルにある提案をします。
「私が協力してあげようか?」
「…協力?何を?」
「もちろん、あんたとローズ二人に決まってるじゃん」
最初こそ
「なんで?どうして僕たち二人に協力するっていうんだ?お前には何のメリットもないだろ?何を企んでいるんだ?」
と疑っていたロエルでしたが、ベニエンの圧倒的な説得力に思考が停止し承諾するのでした。
こうして、婚約破棄に大人が関与できなくなる成人まで契約婚約をすることになりますが…
ベニエンの役割を果たしたいけど、めんどくさい。思いついた禁断の方法!
小説には社交的なベニエンがロエル・ローズ・ヒューゴと仲良くなり、そのおかげで自然と4人は友達になったと書かれていますが
実際のベニエンは全く社交的ではありません。
「仲良くなるのはいいとして、出かけるのは体力と時間をどれだけ費やさないといけないの?考えただけでもうしんどいんですけど!?」
原作には従いたいけど、こんな効率の悪いことなんてしたくない!そう思ったベニエンは、家同士が不仲なロエルとヒューゴを無理やり会わせることにします。
しかし、案の定…トラブル発生!
なんと、二人が決闘を始めてしまったのです。
ベニエンの介入により場は収まりましたが、納得のいかない様子のヒューゴ。
それはロエルとベニエンの婚約についてでした。
ヒューゴは気付いていたのです。ロエルがローズのことをすきなことを。
それなのに、なんでベニエンと婚約なんてするんだ?ベニエンは利用されている!そう思っていたのです。
なるほど…そう思ったベニエンは事情を説明します。
そして…
「二人がローズと会えるように協力する!でもそのためには私たちは定期的に会う必要があるのだけれど…そしたら定期的に会っても疑われない方法が必要よね?」
「何をするの?」
「私が考えるに一週間に一回一緒に授業を受けるのはどう?」
自分にだけ協力するんじゃないのか!?というロエルの反発があったものの、ベニエンの脅しにより定期的に会うことになった3人は…
両親たちに疑われないように「3人で魔法学を習う」という名目で会うことに。
しかし、これがベニエンの運命を大きく変えてしまうことになり…。
3人の未来に起こる不幸せな予言
能力がずば抜けて良い魔術師であり、小説の中の重要人物の一人である「レフラン・ミシェル」に魔法学を習うことになったベニエンたち。
そんなレフランに出会った記念にと
「みなさんのこれからが更に美しいものとなりますように…未来に起きる不幸せについて見せてあげましょうか」
なぜ「幸せ」ではなく「不幸せ」の予言などするのか?と3人は疑問に感じますが、レフラン・ミシェルの話により予言をしてもらうことに。
まずはヒューゴ。
「一の文字の目を持つ獣に気をつけること。思いもよらないことで恨みを買うことになるから」
そしてロエル…
「落とし物をむやみに拾わないこと。その瞬間、周りの人たちがみんなお前の敵になるだろう」
最後にベニエン。
「青い瞳を持つ異性に心を許してはいけない。いつか君を悲しませるだろう」
青い瞳を持つ異性…ベニエンにはその人物に心当たりがありました。
その男性とは、ベニエンが結ばれる相手・ラビン。
しかもベニエンの護衛騎士で……。
両親の死。信じていた小説が…変わってしまった…?
魔法を使う時の源となるマナ。
ベニエンはこのマナの量がほぼゼロです。
しかし、一般的な魔法が使えずともベニエンには魔法作物を成長させるマナの能力が(奇跡の力)!!
ベニエンは一生懸命に魔法作物の勉強をすることに。
そして時は過ぎて、10年後―――…。
ベニエンは物語が始まるスタートラインに立ったのです。
10年経ち、ヒューゴとロエルは正式な騎士になるために研修生として皇城に入り、ベニエンは魔法作物を進化させる方法を勉強していました。
父の事業を手伝うことになったり、かわいいラビンに励まされたり…
ラッキーで幸せな人生はこのまま平坦に過ぎて行き、これからもずっと続いていくのだろう…そんな風に思っていたベニエンでしたが、
ある訃報で人生が一変してしまいます。
なんと両親が突然亡くなってしまったのです。
こんなことは原作になかった…!もしかして、私が魔法学など習ったから?原作になかった計画なんて立てたから?どうして…
と泣き崩れるベニエン。
この日を境に小説のストーリーは変わり始めて……。
【おまけ】このシーンに笑った!
コントのようなベニエンたちの会話
男爵令嬢に転生したベニエン(8歳)。
普通だったらそれらしく振舞うだろうし、中身が24歳であろうと8歳らしくするのだろうけど…
ベニエンは違うのです!だからこそ、会話がコントみたいなのですが…
例えばこれ!
ダニエル(ベニエンの兄・12歳)とヒューゴ(友達・10歳)と会話している時のこと(ちなみにベニエンは8歳です)。
ベニエン「幼いあんたたちには何も分からないもんね。お姉ちゃんが大声出して悪いね。大人げなくて」
ダニエル「ベニ、分かってないようだけどお前が一番年下だぞ」
そして、ダニエルはヒューゴにヒソヒソと…
ダニエル「…想像力が凄いな。最近はあんな遊びが流行ってるのか?」
ヒューゴ「変なの食べたんじゃない?」
ベニエン「………このガキどもが…」
まったく令嬢らしくもなく、子供らしくもないベニエンとダニエルやヒューゴたちの会話がめっちゃ面白いです!
ベニエンのタイプは婚約者・ロエルの父!?
ベニエンがロエルに契約婚約を提案した時、ロエルは「悪い話ではないが後から違うことを言われるのでは?」と警戒をしていました。
そんなロエルにベニエンは…
「私はあんたのお父様がタイプなの!私の婚約者がなんで伯爵じゃなくてあんたなのか凄く不満なんだからね?(伯爵は独身)」
ベニエンの言葉に混乱して言葉を失うロエル。
しかし、継母にどうかしら?と言うベニエンには、さすがに断固拒否するのでした。
実はこの後に、ロエルとロエル父がベニエンとの婚約について話すシーンがあるのですが、
ロエルが本気で父親の身を案じ…
「あの…お父様、あの子と親しくしないほうがいい気がします」
と助言するところが笑えました笑!!
本当に勧めたい?ヒューゴの父の息子のディスり方
ベニエンのことが大好きなヒューゴの父。
当然、自分の息子・ヒューゴと婚約を!と思っていましたが、なんとベニエンが恋敵の息子・ロエルと婚約をしてしまったことを知ってしまい…。
ベニエンを屋敷に呼び出し、ヒューゴを勧めようとしますが…その勧め方がひどい…笑
それがこちらです。
「ほらよく見てごらん。ちょっと足りないところは許してくれないか?」
とヒューゴの肩に手を置き、ベニエンに話しかけるヒューゴの父。
そして…
「いや、足りない所はまだまだある。剣術も俺に比べて全然なってないし、あぁだめだめ」
と。
ヒューゴはシクシク泣いているし、ベニエンは心の中で「だめ息子がないてますよ?」と辛辣なツッコミ。
ベニエンだけではなく、周りのキャラクターたちもツッコミどころが多くて面白いです笑!!
おまけですが、これには続きがあって…
原作に忠実に動こうとしているベニエンは、もちろんヒューゴと婚約する気などさらさらありません。
そんなベニエン、ヒューゴの父に爆弾を投下します。
「それよりヒューゴの意思も大切です。この前市場で出会った令嬢に一目惚れしたんですよ」
それを知ったヒューゴの父は
「本当なのか、ヒューゴ?裏切者!」
「ええ!?僕は裏切った覚えはありません!」
「これが裏切りじゃなくて何だって言うんだ!」
子供みたいなヒューゴの父が可愛いですね笑
感想
原作が変わってしまったのであれば、もしかしたらベニエンはラビンの妻となるはずだったけどロエルと結婚するかもしれませんね。
両親の遺体を最初に発見したのがローズみたいなので、ローズが黒幕でロエルとベニエンが結婚とか笑
「赤い花の庭園」というタイトル、これはベニエンの魔法作物に繋がりそうですね。プロポーズの話も描かれていたので、そんな気がしました!
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