もともとは「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック 2」に掲載されている作品の一つだったんですが、
大人気で連載化
ロバート王子の妹リジー姫や、その婚約者セルジオのラブコメディもありで大満足です!
ではあらすじやおすすめポイントなどを書いていきますね。
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あらすじ
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「―――…わかりました。婚約破棄いたしましょう」
そう、朗らかに笑ったのはベイリー公爵家の娘「ディアナ」でした。
たった今、婚約者であるロバートに婚約破棄を言い渡されたのです。
「君より素敵な人を見つけたので、婚約破棄をしてほしい」
「………お相手はどなたですか?」
「え、あ…タリサ嬢だ。バートン子爵の」
「ああ、あのほがらかな…それで?どこをお認めになったのかしら?」
「あ、ああ…彼女は場を和ませるのが上手いんだ。ほっとするというか…落ち着くというか…」
実はディアナは、婚約破棄を言い渡されるのが今回が初めてではありません。
幼少期から何度も何度も…。
恋歌が上手な方と出会ったと聞けば歌の練習をし、会話が弾む方と出会ったと聞けば何冊もの本を読み…努力に努力を重ねてロバートの婚約者の地位を勝ち取り続けてきたディアナ。
しかし
「ほっとするってなんです?私と居ると落ち着かないという事…?そんな事、努力でどうにか出来るわけないじゃない…っ!」
こうして、ロバートの婚約破棄を受け入れたディアナでしたが、当のロバートはというと…
「ディアナ…まさか本当に婚約を……」
と半泣きで―――…。
公爵令嬢のリディの婚約者は、“完全無欠”と名高い王太子のフリード。いくら美形だろうと、一夫多妻制の王族に嫁ぐなんて絶対に嫌!悩んだリディが婚約破棄のために思いついたのは、とんでもない計画だった――!
おすすめポイント
ロバート王子のヘタレっぷりが最高に面白い!
惚れっぽくて最低な王子だ!と思いきや、実はただのヘタレ笑
ぜんぶディアナの気を引きたかったから。じぶんのために必死になってくれるのが嬉しかったから。
しかし、ディアナも…なんなら国民全員がそれを知っているのです笑
泣きながらディアナに
「…い、いやだ。(婚約破棄)しない…うそだ」
と言っているロバートに周りは苦笑いで呆れる始末。
ヘタレ王子・ロバートとディアナのやり取り、そして周りの心の声がめっちゃ面白いです!
さすがロバートの妹・リジ―!暴走するリジーに…
「……やっと別れさせられたのに」
ロバートの妹王女・リジ―は、兄(ロバート)とディアナがよりを戻したことにガッカリします。
実は、リジ―にとってディアナは憧れの女性。
そんなディアナがあんな幼稚な兄とだなんて幸せになれるわけがない!
そう考えているリジ―はディアナの幸せのためにとんでもないことを思いつきます。
「――…そうよ、セルジオ様だわ…!」
セルジオ様とは自分(リジ―)の婚約者。(セルジオはディアナとロバートの幼馴染でディアナの相談相手でもあります)
なんとリジ―はディアナを幸せにするために、セルジオとディアナをくっけようとして――…!
感想
ヘタレ王子ロバートも面白いですが、さすがロバートの妹!妹の暴走っぷりもすごいです笑
ですが、聡明なディアナはリジ―のこともよく分かっていました。
ちょっとピンチになりますが、ロバートも男らしくてかっこよかったです(ヘタレとのギャップがすごい)。
そしてセルジオっていろんな意味で恐い!と思いました笑