かつての仲間「シュロ―」。ファリンのことが大好きだったシュロ―は、ファリンの行方を追っていました。
そして、ライオスたちと再会。
今までの経緯を知ったシュロ―は、ファリンを助ける為だとはいえ…ライオスの犯した大罪に激昂して――。
そんな6巻のあらすじと感想です(ネタバレあり)
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あらすじ
かつての仲間「シュロー」と再会したライオスたち。
実は、シュローはいきなりプロポーズをしてしまうほど、ファリンのことが大好き。
ライオスのパーティーを抜けたのも、すぐに腕の立つものたち(身内の)を呼び寄せてファリンを探しに行くためでした。
そんなこともあり、あのボロボロの状態ですぐにまたダンジョンに入ったライオスたちに、シュローは苦言を呈します。
「しかしまさか あの後すぐに迷宮へ潜るとは少々軽率ではないか?また誰かが負傷したらどうするつもりだったんだ」
そんなシュローに
「お言葉ですけど この4人で炎竜も倒したんだから!」
とマルシルは自慢げに答えます。
「な……」
「炎竜を……」
ライオスたちが炎竜のことを倒したと知り、ファリンがどうなったのかと迫るシュロー。
実はシュローはファリンのことが心配で食事も喉を通らず、夜も眠れない日々を送っていたのです。
そんなシュローに、今までの経緯を話すことにしたライオス…炎竜を倒してファリンを竜の体内から回収して蘇生。
しかし帰りしな狂乱の魔術師に襲われてはぐれてしまったことを告げます。
そして…
〝ファリンは狂乱の魔術師に連れ去られたのかもしれない〟
ということも。
「連れ去られた!?なぜ!?」
連れ去れたということに驚きを隠せないシュロー。
狂乱の魔術師が何故、無関係のはずのファリンを連れ去るのか。
本来ならその理由は大罪…決して他言してはいけないことなのですが、シュローならいいか!と思ってしまったライオスはすべてを打ち明けます。
すると、シュローはライオスの首に刀をあてて――!!
「なぜそんなことを……何をしたかわかっているのか!?」
今にもライオスを殺しそうなシュロー!!その時、突然チルチャックが現れます。
「ライオス、まずいぞ!魔物の群れが――」
魔物の群れが現れたことにより、外へ出る面々。
しかし、その中に…
「……え?え?え?」
「うそ…うそうそ どうして」
巨大な翼と鱗の魔物―――それはまさかの…ファリンで!!!?(引用元:九井諒子「ダンジョン飯」より)
感想
ここではあらすじには書いていない個人的に好きな話を書きたいと思います。
実はライオスたちはシェイプシフター(生物の思考を読んでその身近な者の姿を真似る妖精。気付かないまま眠ると本物を食い殺してすり替わります)により各々が4人づつになってしまいます。
ライオスは群を抜いて魔物知識がある一人…つまり本物がすぐに判明しますが、他3人は絞りきれず。
そこで、人の気持ちがまったく分からないライオスが3人の行動を見て本物を判断するわけですが…最終的には何故か本格的なモノマネで解決します笑
それがもう似てすぎて…笑
どうやら幼少期から犬たちから教わっていたようですね笑