苦しくて切ない…禁断の恋を描いた「芸者さんの言うとおり」ネタバレあらすじ&感想

半玉(見習い芸者)と箱屋(芸者のお世話係)の禁断の恋が描かれた漫画です。

 

結ばれないと分かっていても、どうか心はあなたのものだと知っていてほしい…

 

それがどんなに身勝手なことだとしても。

 

結末までずっと切ないストーリーです。

 

そんな「芸者さんの言うとおり」のあらすじと感想を書いていきます(ネタバレあり)

 

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あらすじ

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時は昭和三年。

 

芸者を美しく見せる着物。

 

その帯を締めるのには大きな力を必要とし、昔から花柳界には男手が不可欠でした。

 

孝三(23歳)の仕事の一つは芸者の着物を着付けること。

 

箱屋(芸者のお世話係)として働き始めてまだ一年目の孝三は失敗ばかりしていました。

 

孝三の失敗をからかう半玉(見習い芸者)の小梅(16歳)。

 

そんな小梅を

 

「かわいくない!わがままっ」

 

と思う孝三ですが…

 

実は小梅と孝三は秘密の恋人同士。

 

しか

 

し、それには事情があって―…。

花柳界において芸者と箱屋の恋愛がご法度だということは暗黙の了解。

 

弱みを握られた孝三はしぶしぶ小梅との恋仲に応じますが

 

「こんなことがバレたらクビだ!」

 

と頭を抱えます。

 

そんなある日…

 

孝三は小梅の旦那が決まっていることを耳にします。(旦那とは贔屓の芸者に金銭的支援をする人のことで水揚げをする相手でもあります。水揚げとは半玉から一本の芸者になる時に初めての夜を共にするということです。)

 

「もうすぐ旦那がつくのに何で恋仲になれなんて言ったんだよ!」

 

と怒る孝三。

 

そんな孝三に「ただのごっこ遊びよ」と答える小梅でしたが、実は小梅には決して伝えられない想いがありました。

 

偽りの恋仲を続ける孝三と小梅。

 

しかし、孝三は次第に小梅に惹かれていき―…。

 

決して交わることのない禁断の恋。

 

叶うことのない二人の恋の結末は―…。(引用元:ばたこ「芸者さんの言うとおり」より)

 

 

感想

形に囚われない愛ってあるんだなと感じさせてくれる漫画です。

 

多分、この漫画を読んだ人の中には小梅に腹を立てる人もいるかもしれません。

 

でも私は小梅の気持ちも理解できます。

 

閉鎖された空間の中で自由を奪われ、恋さえも出来ない…

 

自分が望んで花柳界に足を踏み入れたのだとしても、それでも好きな人は自分で選びたい。

 

それがどれだけ自分勝手なことだと分かっていたとしても止められなかったのだと思います。

 

この作品は事情があって好きな人にどれだけ想われていたとしても一緒になることはない…

 

そんな切ない恋愛をしている方に共感できる作品だと思います。