ピッコマで連載がスタートしたばっかりの「悪女が恋に落ちた時」。
また転生ものか~と思いつつ読み始めたら…めっちゃ面白い!!すぐに課金(先読み)しちゃいました笑
ではあらすじや結末予想(誰と結ばれるのか)、感想などを書いていきますね(ネタバレあり)。
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あらすじ
どういうわけか目が覚めるとそこは大好きだった小説の中の世界…!!
しかも大ファンだった悪女「ルペルシャ皇女」に生まれ変わっていた。
この機会を逃すまいと私はルペルシャ皇女として二度目の人生を歩むことを決心する。
ただルペルシャ皇女は不治の病にかかっており、病を完治させるためにはいくつかのミッションが…。
ミッションをこなしつつも大好きな小説の中の登場人物に会いオタ活を満喫していたのだが徐々にルペルシャ皇女の秘密が明らかに…。
美男美女総出演のファンタジーストーリーが今始まる!
そもそも小説はどういうストーリー?
目が覚めるとそこは小説の世界。大ファンだった「悪女・ルペルシャ皇女」に転生した主人公ですが…そもそもこういうストーリーでした。
無邪気で純粋なヒロインをいじめ、男たちに嫌われている悪女「ルペルシャ皇女」。
冷たく孤高の彼女は他の悪女とは違い悪女らしい振舞いの中に気品がありました。
実はルペルシャ皇女は生まれながらにして「悪女」。
そう呼ばれていたのは彼女の母親が原因でした。彼女の母親こそ正真正銘の悪女。そのため、ルペルシャ皇女も「そんな女の娘だから悪女なのだろう」と偏見の目を向けられていたのです。
自分の母親のせいで辛い人生を送るはめになったルペルシャ皇女…しかし、不治の病を患っていた彼女は「病人として死ぬより悪女として死にたい」と本物の悪女になることに。
その強い決心により、ルペルシャ皇女は完璧な悪女になります。そのため、病人扱いをする人も彼女を憐れむ人もおらず。
そして――最期は湿っぽく悪臭に満ちた牢屋でひどい拷問の末…亡くなるのでした。
悪女ルペルシャ皇女が亡くなり、皇太子「ラビロフ」と結ばれるヒロイン「アリエル」。結末は二人の結婚なのですが……。
ここがおすすめ♡
不治の病…別名「天使の人形」
不治の病「ラファエリス」(別名:天使の人形)。この病はまるで呪いのようで、どんな薬も効くことはなくただ死にゆくだけ。知られているのは死後、墓に青い花が咲くということだけなのです。
そんな不治の病にかかっているルペルシャですが、身体(ルペルシャ)と主人公の魂が一つになれば病は治るよう。そのためには身体に残ってる記憶を1年以内に取り戻す必要があるのですが……
しかし、記憶を取り戻す(3日に1度)たびに魂の亀裂によって吐血してしまいます。
不治の病は厄介ですが、このおかげで状況が変わっていきます!!記憶を取り戻すというのもポイントです♡
貧乏伯爵令嬢のグレイスは、公爵アンセルに「一目惚れなんです」と望まれ幸せな結婚をする……はずだったのに、「このまま結婚することになったら最悪だ」というアンセルの言葉を立ち聞きしてし
まい――!
ヒロインとその恋の相手(迷惑カップル)以外全員死亡・もしくは不幸
みんなから愛されている「アリエル」とその恋のお相手「皇太子・ラビロフ」。小説の結末が単純に二人の結婚だったから良かったのですが…
なんと、この二人の愛に巻き込まれた登場人物たちは次々と死亡したり不幸になったりするのです。
それもこれも「皇太子・ラビロフ」がサイコパス(腹黒執着男)であることとピュアキャラで空気の読めないヒロイン「アリエル」のせい。
ではその犠牲者たちの紹介です。
一人目「ユジン・デ・ボルタン」卿
ヒロインを愛するあまり悪女ルペルシャのスパイを自ら名乗り出ますが、皇太子が嫉妬し罠にかけられ死亡。
二人目「カイン・デ・アイリック」公爵
ヒロインを愛し守り抜きますが、同じく皇太子の嫉妬により腕一本と名誉を失います。ちなみに正体はヴァンパイアと人間のハーフ。
三人目「情報ギルド長・へレイス」
ヒロインを愛し、皇太子の罠だと知りながらも自らの命をかけてアリエルを守る。
四人目「イビエン」令嬢
アリエルの親友でアリエルのために愛も夢も諦める
五人目「メイド・ジェイン」
アリエルの代わりに命を落とす
六人目「暗殺ギルド長・ダニエル」
アリエルとラビロフによって親友(へレイス)を失う
ラブロフとアリエル以外の登場人物たちは好きだった主人公は、みんなが無事でいられるように原作が始まる前(原作が始まる3か月前に転生)に少しでも状況を変えようと動くことに(好きなキャラたちに会いたいだけかも笑)。
ヒロインとその恋のお相手以外がこんなにも死亡したり、不幸になるのは珍しいですね笑
この人たちをどう救っていくのか楽しみです♡
オタク心が状況を変えていく!!
不治の病を患っているルペルシャ皇女。小説のルペルシャは自分の病がバレるのを嫌がっていましたが、主人公は自分のやりたいこと(好きなキャラたちに会いにいく)をやり遂げるために医者に診てもらいます。
もちろん、不治の病を治してほしいのではなくて(治療法がないのはしっているので)ただ、貧血の薬が欲しかっただけなのですが……
不治の病であることを告白したこと…そして、自身のオタク心が状況を変えていきます!!
小説ではルペルシャに偏見を持っていたユジンがルペルシャに心を開くようになり…
なんと仲違いをしていた「ユジン(アリエルを愛して死亡予定)」と「カイン(アリエルを愛して名誉と腕を失う予定)」がルペルシャのために動き始めるのです。
小説では仲の悪かった二人ですが、ルペルシャのおかげ(オタク心のおかげ笑)で関係性も良好。無表情なカインがはにかみながら照れる姿にキュンとしました♡
あ、そういえば一つ気になったことが。
カインがルペルシャに話した昔ばなし…
ある日、誰にも望まれない子供が生まれました。その子は頼れる大人がいなかったため一人で大人に…。
当然友達もおらず、その子にとって温もりとは手の届かない儚い希望でした。
しかし、ある日その子に友達ができたのです。
そうして生まれて初めて心を分かち合う喜びを知り、初めて感じた他人の温もりに深く溺れてしまいました。
そんなある日、友達がその子に言いました。
「お前の望み通り友達になってあげたんだ。だからお前の血と肉と心臓を差し出せ」
その子は承知しました。たった一人の友達の頼みだったからです。
そして遠い未来、その子は気が付きます。
友達が自分を利用していたと…
この友達とは描写からいくと皇太子ラブロフのこと。
セリフからいってもどうやらカインはラブロフのことが嫌いなようですが、血や肉・心臓を握られているのであれば、裏切ると死に直結してしまうのでしょうか。
だからラブロフに代わり…皇帝になるようルペルシャに進言したのかもしれません。
誰とハッピーエンド? 結末予想
さて、気になるのはやっぱり誰とハッピーエンドなのか!!
現在(20話)登場している、ユジンもカインもルペルシャに好意を持っているように見えますが(でも嫉妬している姿は見られないので、LOVEじゃなくてLIKEだと思います)、私は断然…
暗殺ギルド長の「ダニエル」だと思います。
ダニエル…小説ではラビロフとアリエルに最後の試練を与えて姿を消したとされており、茶髪ということ以外は何一つ公開されていない人物です。その正体は帝国に侵略され滅亡した国の最後の王族だそう。
まだ、登場していませんが…タイトルの「悪女が恋に落ちた時」というのはダニエルと出会った瞬間のことではないかと思います♡
そしてそして、3日に一度記憶を取り戻すルペルシャというのもポイント。その記憶の中にダニエルがいると予想しています。実は幼少期に会っていた!!みたいな展開♡
どちらにしろ、アリエルとラブロフの迷惑カップルのせいでみんなが犠牲者にならないといいなと思います笑
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