恋愛漫画?と思いきやぶっ飛んでる!!ピッコマ「その悪女に気を付けてください」あらすじ・感想

実際に読んだ漫画や観た映画・アニメなどのレビューです。本ページはプロモーションを含みます。

最近配信されたピッコマ独占の「その悪女に気を付けてください」。


恋愛小説に転生したって書いてあったので「転生系の恋愛漫画?」と思って読み始めたけど、思ってたのと何か違う笑


登場人物たちもストーリー展開もぶっ飛んでいる!!のです。


婚約者を暗殺?灰皿で殴る?悪女に性格の悪い女が憑依して本当にヤバい…笑


思ってたのと全然違うストーリー展開だけど、いろんな意味で面白いです笑


ではあらすじと感想などを書いていきますね。


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あらすじ


女子大学生の主人公が交通事故に遭い、恋愛小説「愛するアイツら」に登場する悪女に憑依してしまうことから始まります。


その悪女・メリッサは公爵一家の令嬢で、やがて小説のヒロインに恋することになる皇太子の婚約者。


主人公は優雅な貴族生活を謳歌すべく、浮気三昧の皇太子と早々に婚約破棄しようとしますが……

悪役に憑依した主人公。だいたい悪役がヒロインみたいになることが多いんですが、そのまま悪役です笑


浮気三昧の婚約者をこれから出会うであろうヒロインのために、そして国のために暗殺しようとしたり…拾った浮浪者を婚約者への嫌がらせに使おうとしたり…。今まで読んだものと全然違う笑


まだ始まったばかりだけど、今までの悪役令嬢ものでは見られなかった展開が期待できそうです。



ぶっ飛んでる登場人物たち(それぞれのエピソード付き)

メリッサの婚約者「イアン」

小説で悪女のメリッサを嫌っていたイアン。真の愛を探すという口実で浮気ライフを楽しんでいます。


それだけならまだしも…このイアンはメリッサをわざわざ呼び出して浮気現場の生中継をするのです!!


イアンに愛がないとはいえ、他人がイチャイチャしているところを生で見たいわけがない。ついに我慢の限界がきたメリッサは…


「キスがお上手なようですが、床と濃いキス交わしてみます?きっとお似合いですよ」


つまり、床に顔を押し付けてやろうか!と言ったメリッサ。するとイアンは、怯えた小鹿のように涙目でプルプルとなり…。


こんな一言でショックを受けたの?浮気をする度胸のあるヤツが。救いようがないわ…。


小鹿のようなイアンを見て心底呆れるメリッサ。


小説の展開よりも早いけど、どちらにしろヒロインと出会えばイアンは自分との婚約を破棄するわけだし…と、イアンに


「婚約破棄しましょう」


と告げます。しかし……


「…だ…ダメだ!!」


「え?(困惑)これが(婚約破棄)殿下の本望でしょう?だから浮気現場まで見せつけて…まさか3人で楽しもうとかはないでしょうし。」


「だ…だから!私が望むのは破談じゃなく!」


真っ赤な顔をして反論するイアン。浮気フェチも違う、人に見られて興奮するタイプも違う…だとしたら


「ただ、いじめたくて?」


そう、イアンが浮気現場にメリッサを呼んでいたのはただイジメたかっただけなのでした。


しかもそれはメリッサが悪いのだと…メリッサが先にイジメたのだと主張するイアン。


ベッタリくっついたり、お節介を焼いたり…何の連絡もなしに押しかけてくる!だから自分も辛かったのだと。


そんなイアンに呆れながらもメリッサは


「…私は互いに愛する仲では当たり前だと思ってたんです。イヤだったなら謝ります。でも殿下はただのろくでなしです!」



「下品なマネまでしておいて破談はイヤだ?私が婚約破棄を持ちかけるって思いませんでした?」


するとイアンは何言ってるのかよく分からないという顔で…


「そなたは私のことを愛しているから」


つまり、イアンは…


浮気の原因は私(メリッサ)のせいだから自分(イアン)は悪くないし、婚約者をいじめたくて浮気をしまくっても、どうせ愛されてるから大丈夫だと思ってた。


こう言っているのです。これにキレたメリッサは


「私はあんたを愛してないわ」


と言い放ちます。


その後、ひと悶着があり…誤解をしたイアンの護衛にメリッサは引きずり出されますが…




メリッサの父「ポジェブラト公爵」

イアンと婚約を破棄したいと告げるために父の元を訪れるメリッサ。しかし


「…お前が何の用だ」



この世界は男尊女卑の思想が強い。中でもずば抜けて差別意識が強いのがメリッサの父親です。この父親はメリッサには一切関心を持たずに、長男ジェイクだけを可愛がってきました。


メリッサは自然とそんな父親を恨むようになり、2人はろくに話したこともない親子関係になったのです。


だからこそ、今回も当然メリッサを無視して父親は立ち去ろうとするのですが…


「公爵様!大事な話なので少しだけでも聞いてくれません?」


「何?」


「もうパパッと本題に入ります!」


メリッサはその場で話そうとしますが…


「ちょっと待て!大事な話を今ここで?こんなところで大事な話などもってのほかだ。用意させるから応接間まで来るように」


そこまでしなくても…というメリッサを無視し


「10分後に来ること!」


と父は消えるのでした。



もしかしてイアンを暗殺する前に公爵に暗殺されるんじゃ!?そんな不安を抱きながら10分後に応接間を訪れるメリッサ。そこでメリッサは驚愕の光景を見ることになります。


まさかの応接間がラブリーな装飾になっていたのです!!


ピンクのバルーンに可愛いケーキと紅茶。しかもピンクの礼服を着た公爵がシャキーンと座っている…これは一体なんなの?


部屋の装飾に動揺するメリッサでしたが、本題を切り出そうとします。すると――!!


メリッサの弟「ジェイク」

応接間に突然入ってきたメリッサの弟「ジェイク」。


そしてメリッサを見て


「まだ生きていたのか」


と呟きます。イアンだけではなくジェイクもメリッサのことを嫌っているのです。


はぁ…と思うメリッサですが、ここは冷静に


「ここには何の用かしら?」


「お前……イアン。イアンがうるさい。破談はダメだ」


「!?」


そう、ジェイクとイアンは幼馴染。イアンのヤツがジェイクにチクったのか…と悟ったメリッサは…


「何様のつもり?なんであんたが私の破談話に首を突っ込むのよ。私たちの問題なんだからほっといてよね。あんたが口出す資格はないわ」


「邪魔するなら黙ってませんから」


公爵とジェイクをギロリとにらみ、部屋を出るメリッサ。ビクビクしていた公爵とジェイクはその場で固まるのでした。


しかし、ジェイクは……


バラエティ豊かなイアンの肖像画をメリッサの部屋に貼りまくって――…。


メリッサ自身(の脳内)

イアンの浮気現場から馬車で帰るメリッサ。その馬車の中ではメリッサは


暗殺しよう。暗殺しかない。さてどこに依頼しよう


と考えます。


それは決してイアンに腹がたったわけではありません。国のためだから。あんなヤツがいたら国が亡びると考えたのです。

そして…


「やっぱ切るしかねぇ。頭をぶった切って…いやいや手足を処理して死体を…」


と一人でブツブツ。このように、メリッサは主人公らしからぬ過激なことをたびたび考えているのです。




感想

悪役令嬢がとても悪役で新鮮な漫画です笑


そして、登場人物全員が今までにないキャラ。まだヒロインも登場してない(今14話)し、ヒロインのことが好きになる他2人(イアンとジェイクの他)も登場していないのですが、全員ぶっ飛んでいるといいな(いくところまでいって欲しい)と思います笑


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