青の祓魔師を読み始めて、今巻(25巻)が一番泣けました!!
過去での獅郎と燐の会話、ユリと獅郎の別れ…
今回はそんな25巻のあらすじと感想です(ネタバレあるので注意です!)
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あらすじ
ユリを求めて、壊れ始めたサタン。
暴走したサタンは、体を求めて次々へと人間に憑依し始める。
しかし、サタンの力に耐えられる人間などいるはずもなく、青い炎を纏った人間たちは死んでいくのであった。
そんな中、瀕死のユリ・エギンは獅郎に守られながら、雪男を産む。
そこに、メフィストが現れる。
その理由は、降魔剣の力で燐の心臓を封じるためだった。
実は、降魔剣の柄と鞘は二つ揃うことで魔を虚無界(ゲヘナ)に封じることが
できるのだ。
心臓を封じ込められ大人しくなる燐。獅郎は、そんな燐を見つめ…
「……人間になってってことか?」
「いいえ。この赤子が人間でもあり、悪魔でもある事実は変わりません」
「なら、大人しい今のうちに殺して…」
「第二のサタンやルシフェルを生みたいのですか?」
そう言い、ユリ・エギンに子供を返すメフィスト。
しかし、そこにサタンが現れる。
「獅郎ォォォ‼よこせ そのカラダ‼オレはお前になりたい。ユリが愛したお前に。お前が羨ましい。お前が妬ましい。悔しい。ユリを取りやがって…‼」
実はサタンが欲していたのは獅郎の体だった。それはユリに愛されるため。
一度は憑依されたものの、強じんな精神力によりサタンを追い払う獅郎。
しかし、獅郎にとっての苦難はこれで終わりではなかった。
それは…
「ユリ・エギン。全てはサタンが貴方を求め、肉体を探し回った結果です。この甚大な被害を鑑み、貴方には祓魔師としてサタンの執着を断つ為に殉じてもらいたいのです。」
「待て!‼こいつに罪はない!」
ユリを庇うように前へ出る獅郎。
「罪の話ではありません。事実の話をしているのです。」
ユリが殺される…獅郎はユリを連れ出し――…。
「今度こそ一緒に暮らそう。俺が父親役でお前が母親役をやるんだ。楽しそうだろう」
「うん…素敵」
しかし――…
感想
ユリが獅郎の腕に抱かれて息を引き取るシーンも泣けるんですが……
それよりも、燐と過去の獅郎との会話がすごく泣けました。
もちろん、獅郎は燐が燐であることは分かっていません。祓魔師の若造だと思っているんですが、獅郎は燐に「父親業」について語るのです。
そして…その話を聞いた燐は帰るときに
「父さん、ありがとう」
って。獅郎もまた…
「なぁに、大したことしてねぇよ」
このシーンがすごく泣けます。自然に描かれているからかもしれません。日常の一コマくらいな感じで。このシーンだけでも見てほしい!と思ってしまうくらいです!!