もう二度と失敗したくないから、自分のことを好きだと言ってくれる人を好きになりたいと思う。
頭ではわかってるのに、選べない自分。男女の関係とは不自由なものです。
今回はそんな3巻~4巻のあらすじと感想を書いていきます(ネタバレあり)。
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あらすじ(ネタバレ)
川谷さんが 私に一体何を求めてるのかがわからなくて でも応えたくて… 私はもがいた 。
でも今日わかった。 川谷さんは私に何も求めてなんかない。ただ 私に与えたかったんやって。私に 私自身に…
川谷さんのいたたまれなくなるような優しさに気づいた「ありか」は、川谷さんからの食事の誘いを断り、一人牛丼屋へ。
そこで偶然出会ったのは仕事で一度会ったことのある「宇野くん」でした。お酒も入り、話も合う。
触れてしまえばわかるのに…お互いこの人じゃないって…しかし、「ありか」は「宇野くん」と一夜を共にしようとするのでした。
ところが、宇野くんが突然「ありか」に「ごめん」と謝って――…
翌日、宇野くんの家から帰宅した「ありか」は二日酔いでベッドにダイブします。すると、ガス会社からガス代金未納の電話が。
お金がないことに気付いた「ありか」。どうしようと悩んでいるところに職場の社長からお見合いをしないかと写真を見せられます。
正直全然タイプではない!しかし…相手の男性「大河内さん」が弁護士だと聞き一度会ってみることにします。
実際に会ってみた大河内さんはとても優しそうで良い人…「ありか」は大河内さんとの
お付き合いを前向きに検討するのでした。
しかし、同じく見合いの席に同席していた「すみか」は「ありか」に疑問を投げかけます。
「ありちゃん 今までありちゃんが好きんなった人と全然カブらんやん、大河内さん。
人は見た目じゃないんやろうけどさ、それでも明らかにタイプじゃないとかあるやん。
ねぇ…ありちゃん あの人にトキメめいたん?ちゃんと」
「トキめくとか要るんかな?トキめいて好きんなってこっち向いて思う通りにして欲しくて…
好きやからどんどんワガママんなってって…だから失敗したんと違うかなぁ…」
「ありちゃん…」
もう失敗したくない―――
こうして、大河内さんと結婚を前提にお付き合いを始め、幾度かデートを重ねる「ありか」。
大河内さんを好きになりたい。自分のためにも。好きになってくれることを待っている大河内さんのためにも。
しかし、そんな時いつもより元気のない川谷さんを見かけてしまいます。
実は川谷さんは「ありか」と出会うもっと前から奥さんと上手くいっておらず、ついに奥さんから「もう一緒にいるのは無理なの」と言われてしまったのです。
いつもよりも元気のない川谷さんを何だかほかっておけなくなってしまった「ありか」は、川谷さんの帰りを待つことに。
そして――…
一方、「すみか」は「ありか」との考え方の違いから、家出をしマコちゃんの家にお世話になり始めます。
しかし、マコちゃんの部屋には見てはいけないものが。
なんとマコちゃんはゲイではなくバイだったのです。
マコちゃんのことを恋愛とか抜きで自然体でいられる初めての男友達だと思っていた「すみか」は、急に男として意識し始めます。
そんな時、「すみか」のスマホに彼氏である「コウちゃん」から電話が。その電話はプロポーズの電話で…。(引用元:鳥飼茜「おんなのいえ」より)
感想
プロポーズをされた「すみか」はもちろんマコちゃんに引きとめて欲しくてマコちゃんに相談します。が…「良かったじゃん」という答えが。
実はマコちゃんも「すみか」のことが好きなのですが、(あれ?お互いが好きだっていうことはあらすじには書いていませんでしたね。ま、いいか)
ある事情があって結婚願望がないのです。好きだけでは結婚できない…切ない、マコちゃん。