嘘…秘密…「ミステリという勿れ2巻」のあらすじ&ネタバレ感想です。
今回も目が離せない展開です。
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あらすじ

乗車したバスがバスジャックされてしまった久能整。乗車客は7人。
「自分の欠点…弱点を一つ述べてくれるかな」
「たとえばこの中で人を殺したことがあるヤツはいるか?」
「トロッコ問題について意見を聞きたい」
犯人の目的は一体…?
犯人との会話で久能はその目的に気付く。
「僕は最初にきいたんですよ。3時までに終わりますかって。そしたら彼が『終わるわけねえだろ』って。あまりに即答でちょっと不思議な気がしたんです。フツーにバスジャックなら―……。」
警察が追っている連続殺人事件。このバスジャックと何か関係が――。
ネタバレ感想
「どうしていじめられてる方が逃げなきゃならないんでしょう。欧米の一部ではいじめてる方を病んでると判断するそうです」
「じゃあ、そのスキル(人の気持ちを察する)はあるんじゃないですか。どうして部下の人や身内にだけ発揮しないんですか」
今回の整くんの語りもハッとさせられるものばかりでした。
一見、事件とは関係なさそうだけど、これが解決へと近づいていくんだから不思議です笑
そして、整くんの観察力はそこらへんの探偵よりも鋭い。探偵でもないのに、こんなに人のことを見ているなんて…やっぱり整くんは…。
そうそう。
2巻にはバスジャックの話以外に、手紙に書かれた秘密の暗号の話もありました。
「“風船”をそのまま「ふ」と読んだら…“ワシ”じゃなくて“鷹”だったら。“足”じゃなくて
“両足”だったら…“火”じゃなくて“焚火”だったら」
これは、罪を告白する手紙。
その答えを娘さんが知ることは一生ないんだろうけど、一番幸せな解答を導き出したと思います。(引用元:田村由美「ミステリと言う勿れ」より)