笑いのセンスが抜群です!笑いあり、胸キュンあり、ギャップ萌えあり、飽きることのない 面白さです!!
コントみたいになっちゃう嫌がらせも、辛辣なアディ(メアリの従者)のツッコミも最高でした!
そして、アディとメアリのラブロマンス。
原作も読みましたが、二人らしい面白くキュンとするストーリーでした(浮かれたメアリによってアディは恥をかいたけど笑)
では、あらすじと感想(ネタバレあり)を書いていきますね。
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あらすじ
「いざ没落コース!最後にギャフンと言うのはこの私よ!」
自分が乙女ゲームの悪役令嬢だということを思い出したアルバート家・令嬢「メアリ」。
ヒロインをいじめ抜き、その先に待っているのはアルバート家の没落…
絶対に真っ直ぐになることはない強固な縦ロールの髪(ドリル)もゲームの抑止力だとすると、没落回避も簡単にはいかない…
それなら…
「いっそのこと前向きに没落しようと思うの!」
「なんでそういう結論になりますかね!?…はぁ。しかしですよ、お嬢。流石に前世だのゲームだってのは…」
最初こそドリルの重みに負けて頭がおかしくなったのかと思っていたアディでしたが、どうやらメアリの話は本当のよう。
何故没落することが分かっているのに悪役令嬢をやるのかと疑問を持ちつつも楽しそうなメアリを見て…
「なんでそこまで全力で後ろ向きに走るんだか…まぁいいですよ 付き合いますよ」
こうして、没落を目指すことにしたメアリとアディ。
没落をするために様々な作戦を立て、ゲームのヒロイン「アリシア」をいじめますが、
何故かメアリへの好感度はアップする一方。
そして、認めたくないけど…どうやら「お友達」認定されているよう。
常日ごろ、アリシアを傷つけるために頑張っているのに、その努力はいつも空回り。メアリは本当に没落できるのか―――…!?
感想
原作も読んだので、そちらも絡めて書いていこうと思います。
さて、没落するためアリシアをいじめようとするメアリですが、ことごとく失敗します。
1巻ではこんなストーリーがありました。
それは
メアリとパトリックが親し気に馬車に乗ってるのをアリシアが目撃して思い悩むイベント
しかし
「それじゃ早速パトリックを誘って市街地まで行くわよ!」
「ですがお嬢…」
「大丈夫よ、彼とは付き合い長いし。〝少し話しがしたいの。馬車で送っていくわ〟くらい言えばついてきてくれるでしょ」
「いえそうじゃなくて…俺ら自転車通学ですよ」
そうです、メアリはまさかの自転車通学。それでも諦められないメアリはパトリックにある提案をするのですが……その後の展開に爆笑でした笑
この笑いのセンスがめっちゃ好き。メアリに振り回されたアディは大変でしたけどね笑
そんなアディとメアリ。とても主人と従者とは思えないけど良いコンビです。まるでコント師(コンビ名があるとしたらアルバートなのかな?)のような二人ですが、アディには秘めた想いが…。
そう、アディは絶対に口にはできないけどメアリのことを一人の女性として愛しているのです。
恋をしたことのないメアリが気付くはずもありませんが、メアリの行動に少し照れたり…傷ついたり…メアリへの想いが溢れてしまうアディにキュンとします。
特にこのセリフ!!
「それでも!それでも身を引く選択もあるんです。いくら好きでも心の底から愛していても…だからこそ自分のレベルに落としてしまうことが耐えられないんです」
これは庶民であるアリシアの気持ちを代弁したアディのセリフ。アリシアと自分の置かれている立場を重ねているんですね。
空回りな「不毛ないじめ」だけではなく、アディとメアリの今後の展開にも注目。
思わぬ形で結婚して、その後にアディの想いに気付くという…なぜそうなったのかを楽しみにしながら読んでみてくださいね笑