小畑さんちのブログ

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真実を作り上げる嘘「虚構推理1巻 」あらすじ&ネタバレ感想

この漫画は、普通のミステリーとは全く異なるもの。

通常のミステリー作品は証拠となる事実があって、そこから真実を導き出す推理をしていくと思うんですが、この作品には真相に辿りつくための事実がほとんどありません。

つまり、真実を越える虚構で戦っていくのです。未来を決定づける力を持つ九朗と知恵の神である琴子(二人は一応恋愛関係にあります。一応ですが…)。

彼らがどのように解決していくのか……見ごたえがかなりある漫画です

漫画「虚構推理」を読む。

あらすじ

「私と結婚を前提に付き合いませんか」

5年間付き合った彼女に振られ、一人病院のベンチに座っていた九朗は突然、義眼・義足の少女に告白をされる。

少女の名は「岩永琴子」。

当然、「別れたばかりだから」と断る九朗だったが、元彼女と破局した原因を追求され語りだす。

別れた理由――それはカッパだった。

ある夜、元彼女「サキさん」と川沿いを歩いていた九朗は河童に遭遇してしまい、震えるサキさんには目もくれず脱兎のごとく逃げ出してしまったという。

「信じようと信じまいと構わない。信じないなら僕は振られたのをカッパのせいにする頭のおかしな大学生だ。いや、振られたショックで頭がおかしくなった大学生かな。どっちでも君の彼氏にはふさわしくないだろうね」

そう自嘲気味に笑いながら、琴子に背を向けて立ち去ろうとする九朗。

しかし――…

「主語をはっきりさせてください。サキさんを置いて逃げたのはどちらです?逃げたのはあなたではなくカッパの方ですね」

「こんな町こんな病院にだって〝妖怪〟〝あやかし〟〝怪異〟〝魔〟そう呼ばれるものが潜んでいます。カッパほど有名でなくても、この庭のツツジの陰、ハナミズキの梢からひそひそと私達を窺っていもします。その「もの」達があなたを見て私に囁きます。「あれは違うものです」「あれはあれは恐ろしい」と」

思いがけない琴子の言葉に振り返る九朗。

「君は何者だ?」

岩永琴子、少女は言う――

目と足を引き換えに「そのもの」たちに知恵を授ける知恵の神となった者だと――…。

ネタバレ感想

岩永琴子は11歳の時に知恵の神となっており、それ以来「そのもの」達の争いごとや問題に対して仲裁や解決案を出しています。

そんな岩永琴子が一目ぼれしたという相手が九朗。

九朗に愛があるのかは不明ですが、利害の一致で二人は付き合うことになります。(基本的には九朗は琴子に冷たく接していますが、本当は琴子のことを想っているのではないかと思うシーンもあります。知らないのは琴子だけで笑)

そして、二人は恋人として…仲間として怪事件を解決していくのです。

真実を越える虚構と九朗のバトルシーン、さらにファンタジー要素も加わっているので全く飽きさせない作品だと思います。(引用元:原作 城平京 漫画 片瀬茶柴「虚構推理」より)

↓試し読みはこちら。

虚構推理 1巻

虚構推理 1巻