紅緒自身も知らなかった自分(紅緒)の正体…14巻で明らかになります。
そして、神威…
まさか、紅緒のことが好きなの?
そんなことを思ってしまいました笑
では、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ(ネタバレあり)
「自分が天馬の前からいなくなることはない」
その想いを伝えるために、天馬に立ち向かう士門。
しかし、天馬はそんな士門を前に…
「纏神呪(まといかじり)!!」
なんと禁止されている纏神呪を使用し、士門の右足を切り落とすのだった。
右足を失い、倒れこむ士門。
しかし、天馬は血を流し動けなくなっている士門に向かって吐き捨てる。
「これが本当の力の差だっ…トリ丸っ…普通だったら俺に挑むことすらおこがましいんだよ」
こうして、混乱の内に幕を閉じた御前試合は、期待と憧れを抱いていた人々の胸に恐怖と不信感を刻む結果となってしまったのだった。
しかし…人々は知らない…
避けがたい本当の〝恐怖〟がゆっくりと音を立てて近付いてきていることを――…
人々はまだ知らない…
御前試合が終わり一週間後――
御前試合前の約束通り、水渡坂勘久朗が焔魔堂家の参加に入り少しづつ大きくなっていく焔魔堂家。
そしてついに石鏡悠斗討伐作戦に参加できることになり――…。
一方、呪力を失くしてしまった紅緒は両親を殺した仇敵「神威(かむい)」と共に「千怒(ちぬ)」の元へ向かう。(千怒は一番最初に生まれたケガレで、神威いわく呪力を戻す方法を知っているかもしれないとのこと)
様々なことがあり、ようやく千怒と出会えた紅緒だったが…聞かされた話は死にたくなるほどの衝撃の真実。
それは、自分でさえも知らなかった紅緒の正体―――ケガレ。
戦うための力を取り戻してしまったら…
覚醒してしまったら――…もう人間には戻れない――…。
あまりにも酷な真実を突きつけられた紅緒…そんな紅緒が下す決断とは――!!!(引用元:助野嘉昭「双星の陰陽師」より)
感想
紅緒についてはやっぱり!!!という感じでした。伏線が結構ありましたからね。
私が気づいたのは悠斗の「最強の陰陽師になるために陰と陽を手に入れる」というセリフと
有馬の「最強の陰陽師とは双星の陰陽師の子」というセリフからです。
ろくろが陽だから、それってつまり紅緒は…となりますもんね。
となれば、小夜救出のための戦いで見せた紅緒のあの姿にも頷けます。
次に天馬ですが、士門の足を切り落としたうえに非道な言葉を吐き捨てましたよね。
でも去り際の表情は、なんだか切ないものがありました。
有馬のセリフからも何か事情を抱えていそうです。
そして、そして最後は神威!!!
強い相手と戦うことにしか興味がないはずの神威が、自分(神威)でも理解しがたい感情に襲われています笑
その相手は紅緒。まさか神威は紅緒のことが好きなんだろうか…。
本人も分かっていないと思うけど、そんな風にしか見えませんでした。(引用元:助野嘉昭「双星の陰陽師」より)