高嶺さんと花の目の前に現れたスレンダー美女「りの」。
どうやら高嶺さんに想いを寄せる人みたいだけど…。
りのと親しそうに話す高嶺さんを見て、花の気持ちはモヤモヤしますが…実は「りの」にはある秘密があって――…。
そんな5巻のあらすじと感想を書いていきます(ネタバレがあるので注意です)
あらすじ(ネタバレあり)
花の高校の文化祭にやってきた高嶺さん。
メイドカフェのシフトも終わり、二人で肉まんを食べているとルチアーノ達がやって来ます。
そのおかげで体調が悪くなる高嶺さん。
高嶺さんの命により教室に非難させる花でしたが、自分の机の中を漁る高嶺さんに
「回復したならさっさとここを出ますよ!」
と言います。すると…
「待て。話がある。」
と。高嶺さんからの話に戸惑う花。
胸を痛めたりドキッとしたり…心臓が忙しくて―…。
大満足の文化祭も終わり、クリスマス。
なりゆきで高嶺さんの部屋に二人っきりになってしまった花はクリスマスの話をします。
「高嶺さんはいつもクリスマスをどうやって過ごされるんですか。」
「クリスマスはいつも仕事だ。平日だからな」
「今がっかりしたな?」(ニヤリ顔)
「してません」(真顔)
こんな会話を繰り広げていた二人でしたが―…
「クリスマスはいつも仕事だ。だが今年もそうだとは言ってない。24日の晩は空けたままにしておけ」
と高嶺さんからのお誘い。
こうしてクリスマスを一緒に過ごす約束(?)をした花と高嶺さんでしたが新たなるトラブルが発生します。
ピンポーン
「久しぶり あたしよ、あたし!」とインターホンから聞こえる女の声。
「りの!?」
現れたのはスレンダーな美女で…!!!?
感想(ネタバレあり)
普段は、主人公以外の女が介入(ライバル的なポジション)するのはあまり好きじゃないんですが、この話は別でした笑
めっちゃ笑ったし、りのは良い奴です。
そして、意外な秘密を持っています笑
ちょっとここで、りのと高嶺さん・花の修羅場会話が面白かったのでご紹介しますね。
りの「どう見ても中学生じゃない。この子」
花「高校生です」
高嶺「粗末な物を食って育ったから成長がかんばしくないだけだ」
花「良い物食って粗末な性格に育つよりマシです」
りの「先輩がロリコンだなんてあたしは認めない」
高嶺「俺も認めてない」
高嶺さんも認めてないんだ笑
平和な修羅場ですね笑
この後、適当に高嶺さんをフォローした花によって、さらに話がややこしくなります笑
ちなみに、りのは高嶺さんの元カノではありません。あるわけがないのです。興味のある方はぜひ読んでみて下さいね。(引用元:師走ゆき「高嶺と花」より)