旅行で近づいた高嶺さんと花の距離。
しかし、そんな二人に刺客が!?笑
今回はそんな4巻のあらすじと感想です(ネタバレあり)。
あらすじ
旅行の最終日。
お土産のダルマや海辺でのことで少しずつ近付いていく花と高嶺さんの心の距離。
しかし、そんな二人に試練が訪れます。
それは、高嶺さんの新しいサポート役「霧ヶ崎瑛二」。
彼は、高嶺さんの秘書(本人は否定)のような役割で仕事のできる有能な人材なのですが…
実は――スパイ
高嶺さんの弱味を調べていくうちに、霧ヶ崎は花の存在に辿りつきます。
お見合い相手が高校生だと知った霧ヶ崎は花に接触を図り、
「才原さんとは、お別れになったほうがよろしいかと」
と伝えます。
花の存在は必ず高嶺さんの弱味になる…下手したら悪用されてしまうかもしれない…そう言い残し、霧ヶ崎は去っていくのでした。
一方、花は霧ヶ崎の話を受けて、部屋で考え込みます。
そこに突然、高嶺さんが乱入!!!
実は高嶺さん、事情は知らなかった(花が霧ヶ崎との話をしなかったから)のですが、花の元気がないことに気付いていたので励ましにきたのです。
10代女子を励ます目的で、大量のドリンク剤を使って人生を語り出す高嶺さん。
そんな高嶺さんを見て花はある決意をします。
(あの時できなかった選択をするしかない)
そして、霧ヶ崎に返事をする決戦の日―…!!!(引用元:師走ゆき「高嶺と花」より)
感想( ネタバレあり)
いきなりネタバレしてしまうのですが、霧ヶ崎さんの正体は…実は高嶺さんを潰すためのスパイです。
じゃあ、なんで花に別れるように言ったのだと思います?
普通だったら、そのままにしておいた方がいいですもんね!
この話、少しいい話だったので個人的に好きでした。
さて、あらすじには書かなかったけど…他にも面白い話がたくさんありました!!
中でも、4コマ漫画の「高嶺カフェ」と「低嶺さんの作り方」。
まず高嶺カフェですが、注文はダメだけど懇願なら許されるカフェです笑
そんなカフェ絶対嫌ですよね笑
次に低嶺さんの作り方ですが…灰汁がヤバイという感想。
「高嶺さんの半分は灰汁でできている」そんな言葉が思い浮かびました笑
本編も面白いですが、ところどころにある4コマ漫画も、この作品の魅力の一つですね。