何度読んでも面白い「高嶺と花」。
ラブよりもコメディ要素の方が多いけど、高嶺さんと花の掛け合いがコントみたいで大好きです♡
では、高嶺と花のあらすじと感想を書いていきます(ネタバレあり)。
あらすじ
姉の代わりにイケメン御曹司「才原高嶺」とお見合いをすることになった高校生の花。
高嶺のあまりのイケメンさに、
(バカだな姉ちゃん来れば良かったのに!!なんて惜しい事を…)
と思っていると…
「男の気を引くのに顔塗りたくる女は好きじゃない」
は?
と思いつつも父親がクビになってはいけないと思い、ひきつった笑顔で耐える花。
しかし
「どうせこいつも財産目当てでじーさんに近付いたクチだろ」
(耐え…られるかコノヤロー!!!)
ついにブチ切れた花。
変装用のカツラを投げつけて暴言を吐き部屋から出て行くのでした。
もう二度と会うこともないと思っていた花でしたが、何故か翌日に高嶺が目の前に現れます。
「何の用ですか高嶺さん」
(よもや昨日のアレで気に入った…なんてふざけた事ぬかすわけじゃないだろうな)
と思っていると、高嶺からバラの花束を投げつけられ
「お前の事が気に入った!」
(ぬかしよった!!)
「どうだ嬉しいだろ!?この俺に見初められたんだぞ!?泣いて喜んでいいんだぞ!?」
(こ…こいつ)
頭にきた花は最高級のバラをナマモノと呼び、返却して帰ろうとするのですが―…
「乗れ。嫌とは言わせん。自分の親父を定年まで勤め上げさせたいだろ」
という高嶺からの脅迫に屈し、しぶしぶ車に乗るのでした。
最初は「何て奴だ」と思っていた花でしたが、高嶺の強制連行に付き合うたびに「面白い」と感じるようになります。
――「また明日も来るのかな」とか「あ、来た!」とか考えちゃってる自分がいる。
だけど絶対下手に出てやんないこれは媚びたら負けの駆け引きだから――
感想(ネタバレあり)
めっちゃ残念すぎるイケメンの高嶺さん。
そんな高嶺さんの高飛車な発言に辛辣なツッコミをする花が面白いです♡
実は二人の会話があまりにも面白くてお茶を吹いてしまったシーンがあるので、ちょっと紹介しますね!
「俺の仕事?」
「普段何されてるのかなーって」
「なんだ?お前。俺には毛ほどの興味もないんじゃなかったのか?え?」
(ちっ、嬉しそうな顔しやがって)
「やはり御曹司というご職業ですと『親から贈与された財産で面白おかしく暮らす』といった業務が中心になるのでしょうか」
このシーン!!
悪い顔で笑う高嶺さんと真顔で返す花が面白かったです!!
こんな感じの二人のですが、ファーストキスが1巻で見られます。
全然ムードもなく花が無理やりするのですが(花が高嶺さんのことを好きとかそういうことではなく、壁ドンの指導という感じです)
高嶺さんは
「女子高校生に…庶民に…唇を奪われた」
ことで幻聴が聞こえ始め…二日間寝込みます笑
本当に面白い漫画なので、ラブコメ好きの方はぜひ読んでみてくださいね!(引用元:師走ゆき「高嶺と花」より)