乙女ゲームあるあるの一つ。ヒロインの耳がタイミングよく聞こえなくなるというシーン。
「お前のことだけを守りたい」
「え?今何て言ったの?風の音で聞こえなかった」
風の音やら相手の声が小さくて聞こえなかったりとか…ヒロインの耳は、突然聞こえなくなります笑
普段はめっちゃ地獄耳なのに笑
このシーンを必ずと言っていいほど見ますよね。
ということは、このシーンはシナリオを進める上で必須ということになります。
さて、何でこのシーンは必須なのでしょう。 その理由を自分なりに考えてみました。
ヒロインの耳はなぜ急に聞こえなくなる?
理由その1「恋愛のもどかしさ」
ストーリーの展開上、その時点で主人公は気付かない方がいい。(最終がお互いの気持ちを確認することなので、途中で気付いたらそこで終わっちゃう笑)
じゃあ、そのシーンいらないじゃんと思うけど、多分プレイをしている人達には彼の気持ちを知っておいてもらって、恋愛のもどかしさを味わってほしいという運営の願いがあるのだと思います。
結婚以来、夫からの暴力に耐え続けてきた夏奈。ある夏の日、彼女は夫・亮の殺害をする。亮の死体を冷凍庫に隠し、あとは自由な人生が待っているはず…だった。ところが、殺したはずの夫が帰ってきた――…。
理由その2「恋愛の必勝法を教えてくれている」
恋愛の成功には「鈍感さ」が必要なのだとゲームを通じて教えてくれている。
相手が自分のことを好きだと気付けば、無意識に態度や話し方などが変わってしまうもの。(だって自分も好きだから)
何となく「こういうのを可愛いって思うんだろうな~」という感じで、それを意識した自分になってしまいます。(無意識に)
もし、自分が相手のことを好きじゃなくても、変に意識しちゃったり。しかし、彼が好きになったのは「そのままのヒロイン」です。
なので、付き合うまでは鈍感でいた方がいい。そのままの自分でいた方がいい。そんな「鈍感さ」を教えるために「聞こえない」のかもしれません。
理由その3「もしや会社の方針?」
乙女ゲームは色んな会社から出ていますが、このシーンを一番よく見るのはボルテージ(勘違いだったらごめんなさい)。
もしかしたらこれは会社の方針(どんな方針!?)で決まっていることで、それをシナリオライターが考慮して入れているのでしょうか?名物みたいな感じで。
まとめ
ずっと疑問だった「ヒロインの耳は急に聞こえなくなる?」について考えてみました。
このシーンを見ると「またか!?笑」と思いつつ、なかったらなかったで寂しいかもと思う自分もいます笑
もはや乙女ゲームあるあるですね。
あと、多いのはお風呂場での遭遇。このシーンについてもいつか書きたいなと思います♡
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