小畑さんちのブログ

女性のためのブログです♡

完全不登校だった中学生の甥っ子。再び学校に行けるようになったきっかけは一冊の本だった。

姉の子…甥っ子が不登校になり、1年が経ちました。今回は完全不登校だった中学生の甥っ子が、夕方登校ができるまでになったきっかけ…一冊の本との出会いについて書こうと思います。

 

本で?と思われるかもしれませんが、何が人生を変えてくれるなんて…何が人の心を動かすなんて誰にも分かりません。学校というワード自体が受け入れられなくなっていた甥っ子には、私たちがいくら優しい言葉をかけても届きませんでしたが、本の言葉は届いたようです。

 

 

 

不登校になった日

その日は何の前触れもなく訪れました。

 

「行ってきます」

 

と靴を履いた甥っ子が急に腹痛(苦しむほどの)になったそうです。その次の日も、さらに次の日も。

 

そんな日々が続き、学校に行けなくなってしまった甥っ子。

 

何かストレスがあるんじゃないか…イジメなんじゃないかと姉(シングルマザー)も私も思いました。

 

しかし

 

「いじめなんてされていない」

 

 じゃあ何?理由がわからないことほど、どうしていいのか分からないことはありません。何の対処もできないので(甥っ子は対処など望んでいなかったと思うけど)。

 

心のケアが必要なの?いじめではないなら、どんな心のケア?このまま学校に行かせなくても本当にいいの?将来は?どうしたらいいの?

 

姉も私もそんなことばかりを毎日毎日ずっと考えていました。

 

そんな中、私は甥っ子のある言葉に気付いたことが…これこそが不登校の原因だったのです。

 

 

何気ない言葉に隠されていた不登校の原因

子供は大人ほど「何かを説明する言葉」を持っていません。そもそも、自分で「複雑な自分の気持ち」を理解すること自体が難しいのかもしれません。大人だって自分の感情を整理して話すのが難しいのに、子供に説明しろだなんて無理な話だったのかも。)

 

だから、大人は何気ない言葉のSOSに気付いてあげなくてはいけないのだと思いました。

 

本題に戻ります。

 

不登校になりしばらく経った頃…甥っ子も状況に少し落ち着いたのか、学校のことをポツポツと話してくれるようになりました。その中に…

 

「後ろの二人がうるさくて授業に集中できなかった」

 

これです。すごく何気ない言葉。でも考えてみてください。そんなにうるさい子がいる状況だったら先生が注意しますよね?

 

「そんなにうるさかったの?先生は注意しなかったの?」

 

「注意しなかった」

 

そんなことある?そこで頭に浮かんだワードがありました。

 

感覚過敏症かもしれない…

 

感覚過敏症は、外部からの刺激が過剰で激しい苦痛を感じる状態です。

 

言われてみれば、よくパーカーを被っていたのも音を防ごうとしていたのかもしれない。(ファッションなのかと思っていたけど)

 

 そこで姉に相談をして、病院に行ったところ…

 

やはり、感覚過敏症でした。

 

甥っ子は生まれてからずっと音を敏感に感じ取っていたはずだから、それがストレスになっているなんて思ってもみなかったのかもしれません。

 

だから、自分でも何が原因なのか分からなかったのかもしれません。

 

しかし、原因が分かったとしても新たな問題が…

 

「学校に行かせてもいいものか」

 

ということ。

 

感覚過敏症…この診断を受けて姉はある決意をします。

 

 姉の決意と再び学校に行けるようになったきっかけ

 姉は甥っ子が自ら「学校に行きたい」というまで待つことにしました。その変わり、家で勉強をすること(姉が教える)、本を読むことを約束することに。

 

何故、本なのかというと…不登校で人との関わりがなくなってしまうと「新しく何かを考える力」を失ってしまうかもしれない…本は誰かの考えや経験を教えてくれるものだからだそうです。

 

実はこれが甥っ子にとっていい方向に作用しました。

 

甥っ子はたくさんの本を読みました。その中に甥っ子が学校に行き始めるきっかけとなった本があります。それがこちらです。

 

 

 この本は、不登校やひきこもりの経験者・当事者たちが、著名人たち(樹木希林さんや荒木飛呂彦さん、羽生善治さんなど…)にインタビューをしたインタビュー集なんですが…

 

これを読んだ甥っ子はとても影響を受けて、自分の将来について考えるようになりました。そして、夢を形にするためにしなくてはいけないことは…と。

 

すごく前向きに自分の人生を考えるようになった甥っ子。学校に行きたいけど行けない…目の前の苦痛しか見ていなかった甥っ子が、一冊の本と出会ったことで未来を見るようになったのです。

 

これをきっかけに甥っ子は職業について調べるようになり、なりたい職業を見つけることができました。そして、それを叶えるためには…「学校に行かなくてはいけない」と…。

 

まとめ

すごく簡単に書いてしまいましたが…ここまでくるのに、長い長い時間がかかりました。その間、姉も甥っ子も傷つけあい…泣いたり。

 

今回おすすめした本で甥っ子のようにすべての子が変わるとは思いませんが、何がきっかけになるか分かりません。ぜひ、一度読んでみてください。